英語:世界を広げるコミュニケーション・ツール [バイリンガル通信]

こんにちは、バイリンガル・パートナーズの梶木です。石田に引き継ぎ今月は私がお話をしたいと思います。先月号では「病は気から、は英語も同じ?~できるかもしれないという気持ち~」というタイトルで石田がお話ししました。覚えていますでしょうか。自分の気持ちしだいで英語の上達も早くなるということでしたね。それにちなんで今月は私が生徒さまから直接お話いただいた内容を紹介したいと思います。2005年も終わりに近づき、自分の毎日を問い直している際に、あらためて英語を学ぶことの有意義さを感じさせられたものでした。


社会人コース、S.Kさんの話


大手町駅で千代田線に乗り換えようと電車を待っていましたら、プラットフォームにある地図の看板を見ながら途方にくれている外国の方が3人見えました。普段でしたら「急いでいるし」とか「なんて言ったらいいか分からないし」などと自分に言い訳をし、見て見ぬふりをする所ですが、最近から(バイリンガル・パートナーズで)英会話を習い始めたのと、海外出張先で向こうの方にお世話になったこともあり、勇気をだして話しかけてみました。


といっても「Are you ok?」が精一杯でした。それでも彼らの顔がパーッと明るくなるのを見てとても嬉しかったです。結局、内堀通りへの案内をすることになり、歩いている間もお話をしました。スウェーデンから仕事で来られていて、日本は初めてということでした。メールアドレスの交換にもつながり、今まで考えられなかったことですが、そんなちょっとしたきっかけで北欧に知り合いができました。日常生活とは少し違う出来事に勇気付けられ、「今度はああ言おう、こう言おう」と今からわくわくしています。


世界をつなげるコミュニケーション・ツール


英語というのは意思疎通のための道具であり、乗り越えなければならない壁ではありません。「伝えたい」という気持ちで出来るところから使うことにより、ちょっとずつ世界の人々とコミュニケーションを取ることができます。そうすることにより、S.Kさんのように、今までは閉ざされていた扉が開くことになりますね。みなさまもぜひTryしてみてください!


街中がにわかにクリスマスづく季節となりました。英語圏の多くではクリスマスは親戚が久しぶりに集まり、家族で過ごす一大イベントとなる日ですが、日本ではカップルや友達同士で過ごす方が多いですね。今月は季節にちなんだ英語のフレーズを紹介したいと思います。


かんたん英語フレーズ・単語



~クリスマス編~


「クリスマスツリーを飾ろう」

Let’s put up a Christmas tree.


「クリスマスツリーに飾りをつけるの手伝って」

Help me decorate the Christmas tree.


【ワンポイント・アドバイス】

まず動詞・・・「部屋に置く」という意味での「飾る」はPut upで、「飾り付けをする」にはDecorateを使います。


次は冠詞・・・前者が “A” Christmas treeなのに対し、後者が “The” Christmas tree なのは、「部屋に置こう」という時点ではある確定したクリスマスツリーの話をしていないことが多く、「飾り付けをする」時点ではもうすでにクリスマスツリーが用意されてあり、確定されているものを指している場合だからです。


【ちょっと豆知識・・・】


Merry:幸せな、陽気な  Jingle: ちりんちりんと鳴らす(音)


~年末大掃除編~


「本棚のほこり払いをしてください」

Can you dust the bookshelf, please?


「居間に掃除機をかけた」

I vacuumed the living room.


【ワンポイント・アドバイス】

Dustは「ほこり」という意味もありますが、「ほこりを払う」という動詞にもなります。そしてVacuumは「真空」という意味のほかにVacuum cleanerを短縮し「掃除機」という意味にもなります。この場合は「掃除機をかけた」という過去形の動詞として使われています。


【ちょっと豆知識・・・】


Window sill: 窓敷居  Screen door: 網戸


生徒さまからの声をご紹介


おかげさまで、バイリンガル・パートナーズが提唱する「バイリンガル・メソッド」が幅広く浸透するようになってきました。


今月は、外資系企業に勤務されています25歳男性のヒロシさんにインタビューをさせて頂きました。


現在の目標をお聞かせください。


日常英会話を中心に習っています。同僚に外国人もいますので、トイレなどで会った時は気軽に声を掛けられるようになりたいと思っています。今後海外へ行った場合、日常でミスコミュニケーションがないようなレベルになること、また自分の国の説明を上手に出来るようなレベルまでなりたいと思っています。


現在どういった勉強をされていますか?


月4回90分コースでお願いしています。まず30分フリートークをしています。How was your weekend? から始まり、weekdaysにも何か面白いことがあったら話すようにしています。先生のほうの話も聞けるので、お互いの理解度が増し、よって更にスムーズにレッスンを受けられていると思います。次の30分はバイリンガル・パートナーズが薦めてくれたテキストを使っています。私は、そのテキストの絵だけを見て、文章は一切見ずに先生の質問に答えるようにしています。文章が目の前にあると、どうしてもそっちを見てしまいがちなのですが、絵だけだとその場のイメージができ、聴き取るのに集中できるので、結果ヒアリングとスピーキングの練習になっていると思います。最後の30分は、日本のマンガを使っています。例えば、GTOというマンガの面白いフレーズに先生が付箋を貼ってきて、それを私が英語に訳しています。その後に先生が訳して、私と先生の訳の違いを勉強しています。


今までのレッスンで特に勉強になった内容



日本語で分からない点をすぐ聞けるので、レッスンの流れを崩さずに効率の良いレッスンが受けられていると思います。さっき言ったマンガのレッスンでは、日本人が訳す英語とバイリンガルが訳す英語のニュアンスの違いがとても勉強になっています。他にも、「なるほど」というのを「I see」と言うとか、「そんな大げさに言うなよ」を「Don’t be so dramatic」と言ったりするなど、その場で「使える英語」を教えてくれるので勉強になります。


バイリンガル・パートナーズで習い始めてから進歩した内容


ヒアリング力が上がったと思います。仕事場で「Hold, please」が聴き取れなかったのですが、レッスンを始めてから聴き取れるようになりました。外国人の同僚が話している英語も雑音ではなく、英語として聴こえるようになってきました。あと、先生がよく使う口癖、「Actually」や「Finally」といったような、会話をつなぐ単語も使えるようになってきました。


バイリンガルのよさは何ですか?


やはり、日本語が使えることによって、その場で分からないことが解決するところじゃないでしょうか。分からないままレッスンが終わることがないので、自信を持って英語を覚えられています。


(ヒロシさんありがとうございました。インタビュアー:水野)


論より証拠のみなさまからの声


ご覧いただいたとおり、たくさんの方からバイリンガル・メソッドの支持をいただいています。私たちスタッフも、声が届くたびにみんなで喜びあっています。これからも、「良かったよ!」「ありがとう」と言っていただけるように、最高のレッスンを提供していきたいと思っております。


人気の先生へインタビュー



今月は、アメリカの大学院に通い、その後現地の企業で営業経験を積んだというフクヤマ先生にインタビューをしました。レッスン直後のほやほやのインタビューです。


今は、どのようなレッスンをされていますか?


6歳と7歳の女の子2人に、テキストを使って基本的な単語、構文(例えば、What is this? This is~~.)を教えています。


レッスンではどんな工夫をしていますか?


テキストを読むばかりではなく、テキストに出てくる単語や構文を使ってゲームなどをしています。例えば、単語の場合は、神経衰弱をして、絵を見てすぐに単語が浮かんでくるようにしています。ゲームに勝ったときには、たくさん褒めてあげています。


構文の場合は、それぞれに先生役、生徒役になってもらい、先生役から生徒役に質問をしてもらっています。


生徒さんの進捗状況はいかがですか?


始めは、単語だけでしたが、2ヶ月弱で構文を使えるようになりました。私がいないときでも、レッスンで覚えた事を使ってくれているそうです。レッスンを見ている彼女たちのお母さんも『最近英語らしくなってきたわ』と喜んでくれています。


教えていて嬉しかったことは何ですか?



以前に教えた単語や構文を、ふっとレッスンの時に生徒さんが使った際、『あっしっかりと理解しているな』と分かったときや、すごく楽しそうにレッスンを受けている生徒さんの顔を見たとき、とても嬉しく感じます。


最後に自己アピールをどうぞ!


私は、楽しく英語を学んでもらえるようなレッスンを提供するように、常に心がけています。また、前回のレッスンの復習に力を入れ、しっかり身に付いてから新しい事を始めるようにしています。英語は日々の積み重ねが大事!!一度習った事は確実に自分のものにして、次のステップへと進んでいって欲しいです。


私も、このレッスンを拝見していたのですが、とても嬉しそうにしている生徒さん二人の顔が印象的でした。フクヤマ先生ありがとうございました。これからも、楽しいレッスンをお願いします。


(インタビュアー:掛札)


編集後記


先週、某保険会社さんとお話をする機会がありました。私のライフプランをいろいろな角度からお話しすることにより、自分の人生についてじっくり考えることができました。


今までしてきたことや、これから先の夢を話しているうちに、今こうしてバイリンガル・パートナーズで様々な方に関われることができ、本当に良かったなとしみじみ思いました。


来年はどのような年になるのか今から楽しみです・・・


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