努力は実を結ぶ! [バイリンガル通信]

寒い日々の中、すぐそこまで春が来ていることに気が付かないように、語学を学ぶ多くの方には「私の語学力、本当に伸びているのかな?」と感じてしまう時期があるかもしれません。そんな方たちにまず二つ、英語のことわざをご紹介します。


1「Rome wasn’t built in a day」(ローマは一日にしてならず)

2「Practice makes perfect」(努力は実を結ぶ)


両ことわざとも日々の積み重ねが結果を生む、と言っています。(Practice makes perfectは「習うより慣れるべし」という日本のことわざと対比するところがありますが、地道な練習が大切というニュアンスもあります。)言語習得の成果は目に見えにくい部分もありますが、努力の積み重ねで皆さまの英語力は着実にステップアップしています。


以前に「学習の曲線」というグラフをご紹介したことがあります。(ホームページよりバイリンガル通信9月号参照)語学学習に費やした時間と語学力は一対一の比率で伸びると考えてしまう方が多いかもしれません。しかし、実は「伸び」が見えない蓄積時期が最初に続き、その後ぐんと伸びる時期を迎えます。(「ホッケースティック・モデル」、「階段モデル」などと呼ばれています。)その「春」の直前に諦めてしまうのはもったいないことです。モチベーションを高く持ち、自分の進歩を信じて皆さまが学習できるよう、バイリンガル・パートナーズはこれからも努めていきたいと思います。


しかし、自分の進歩が少しでも実感できるとさらにやる気がでるものです。バイリンガル・パートナーズではORAL EXAM等をご用意し、みなさまの英語レベルを客観的にジャッジし、次の目標作りのお手伝いをさせて頂いております。前コース対象ですのでご興味がある方は、03-3260-5516までお電話下さい。その際は、担当の梶木(カジキ)をお呼びくださいね。


また、今回はご自身で今から始められるサプリメント学習法をご紹介したいと思います・・・


*簡単な日記を毎日書く

日々の出来事を無理のないレベルで書きます。新しい単語を使う場合でも、なるべく簡単な単語を使いましょう。キーポイントは、自らハードルを上げず、なるべく簡易な単語で簡易にまとめて日常で使うことを意識することです。

*単語帳をつくる

これはプロの翻訳家、通訳の方も行っていることです。(上手な英単語帳の作り方の本まで出ています。)小さな手帳を常に持ち歩き、ふと「これ英語でなんて言うんだろうな」と思った単語やフレーズを書き込み、後で調べて単語帳に付け足します。通常、新しい単語は3度以上読まなければ覚えられないというので、いつでも持ち歩けば随時チェックできます。これで自分の語彙を増やしていきましょう。

* 英和・和英辞典に書き足していく

今では電子辞書が主流となりましたが、私は今でも紙の辞書が好きです。なぜならぼんやりと読めるから、そして書き込むことが可能だからです。例えば、「It’s up to you(きみ次第だよ、まかせるよ)」というフレーズをレッスンで覚えた場合、辞書の「Up」のところにそれを付け加えてしまいます。自分なりの訳やニュアンスの説明などを英和辞典に付け足すのもいいでしょう。自分の表現力が豊かになりますよ。

冬?春?グラウンドホッグ・デイ

季節を大切にする日本には、3月6日に啓蟄(けいちつ)という日がありますが、実は北米にもそれに匹敵する日があります。

通称「Groundhog Day(グラウンドホッグ・デイ)」と言いますが、毎年2月2日にグラウンドホッグ(またはウッドチャック)が春の来る日を占う天気予報官として活躍する日のことを言います。グラウンドホッグとはプレイリードッグのような地中に巣をつくる動物ですが、穴からでてきたグランドホッグが自分の影を見て、またもとの穴に戻ると「あと6週間は悪い天気が続く」という予報になります。また、曇りのせいで影が見えなければ、穴へは戻らず地上で活動を始めるので春が来たと考えられています。この日はもともと、ドイツの入植者が聖母マリアを浄める日として聖鑞日(Candlemas Day)を北米で広めたところから始まったようですが、今では楽しい一年の行事の一つとなり、穴へ戻ったか戻らなかったかがその日のニュースに出るほどです。「公式」なグラウンドホッグは一匹で、アメリカのペンシルバニアにいるのですが、「Punxsutawney Phil(パックスアタウニー・フィル)という名前で、アメリカだけでなくカナダでも親しまれています(ちなみにカナダ版のパックスアタウニー・フィル、Wiarton Willyワイアートン・ウィリーはオンタリオ州に住んでいます)。

楽しくできる! Tongue Twister(早口言葉)

グラウンドホッグはウッドチャックとも呼ばれています。今回は、それにちなんで生まれたウッドチャックの早口言葉に挑戦してみて下さい。Wの発音をしっかり出すことが肝心です!

How much wood would a woodchuck chuck, if a woodchuck could chuck wood?

(何本くらいの木をウッドチャックは捨てるかなもしウッドチャックに木を捨てることができたとしたら?)

Woodchuck: ウッドチャック Chuck: ぽい、と投げ捨てる

生徒さまからの声をご紹介

おかげさまで、バイリンガル・パートナーズが提唱する「バイリンガル・メソッド」が幅広く浸透するようになってきました。

今月は、社会人英会話を受講しておりますタカハシさんにインタビューをさせていただきました。

現在の目標をお聞かせください。

英会話を話せるようになりたいです。中長期的にはビジネスで問題なく意思疎通がとれるようになれたらよいと思います。

現在どういった勉強をされていますか?

主に会話を中心に習っています。90分のレッスンですが、まずフリートークで今日の出来事や、先週1週間の出来事など自由に英語で話します。この時、もっとよい言い回しがあればその場で教えてもらっています。次に、バイリンガル・パートナーズのお薦めテキストを使って、日常英会話をシーン別に学んでいます。例えば、銀行であれば、「預金」「引き出し」といった銀行でよく使われる単語を学び、ロールプレイでその単語を会話に盛り込み実践的に会話しています。最後の30分は、応用の時間とし、先生が私の興味がある英文記事を持ってきてくれて、英語でディスカッションしています。この時も、先生のアドバイスがあるので、わからない単語や、言い回しなどリアルタイムで理解でき、スピード感があって楽しいです。まもなく今使っているテキストが終わるので、簡単なミニテストを実施し、ちゃんと内容が頭に入っているかチェックしてもらう予定です。

今までのレッスンで特に勉強になった内容

ポイントとして勉強になった内容というよりは、総体的に見て、使っているテキストがイラスト豊富で親しみやすいのでいつも楽しくレッスンができています。先生の努力あってか、英語に対するハードルも低くなってきました。「完璧な英語を目指さなくて良い」といった先生のアドバイスが効いてきているのだと思います。

バイリンガル・パートナーズで習い始めてから進歩した内容

多少の融通が利き、時間や曜日を微妙に調整して毎週コンスタントにレッスンができるので助かっています。このリズムと、先程の英語に対する苦手意識がなくなってきたことで英語をより身近なものとして感じることができています。この辺りが、私の中で大きく進歩した内容ですかね。

バイリンガルのよさは何ですか?

気軽になんでも楽しく話せることです。当然日本語も理解してもらえるので、「なんとなく」で終わることがないのがバイリンガルのよさだと思います。

(タカハシさんありがとうございました。インタビュアー:水野)

論より証拠のみなさまからの声

ご覧いただいたとおり、たくさんの方からバイリンガル・メソッドの支持をいただいています。私たちスタッフも、声が届くたびにみんなで喜びあっています。これからも、「良かったよ!」「ありがとう」と言っていただけるように、最高のレッスンを提供していきたいと思っております

人気の先生へインタビュー

今月は、香港に4年間、アメリカに14年間滞在経験のある飯塚先生にインタビューを行いました。レッスンを始めて3ヶ月目の生徒さんのお話を伺いました。

現在はどういった生徒さんを担当していますか?

インターナショナルスクールに通っている8歳の女の子Mちゃんを担当しています。

レッスンではどんな工夫をしていますか?

ワークブックを使って、文法の勉強をするだけではなく、彼女の好きなディズニーの絵本を1ページずつ交代しながら読んでいます。その本で出てきたMちゃんの分からない単語をフラッシュカードに書いて繰り返し練習できるようにしたり、スクラブルというゲームでその単語を取り上げたりし、楽しくボキャブラリーを増やせるようにしています。

生徒さんの進捗状況はいかがですか?

フラッシュカードや、ゲームをレッスンにたくさん取り入れてきた事によって単語力が付いてきたと思います。また、sleep sleptのような現在形と過去形の違う動詞をたくさん覚え、使い分けられるようになりました。2ヶ月前より進歩しているのが良く分かります。

教えていて嬉しかったことは何ですか?

以前は分からなかった文法や単語が、レッスンをしていく中でどんどん身に付いるとわかった時、嬉しく感じています。また、始めは恥ずかしがりやのMちゃんでしたがゲームなどを一緒にしていく中で、なついてくれるようになりました。『今度は、いつ来るの?』と聞かれた時はとても嬉しかったです。

最後に自己アピールをどうぞ!

海外に18年間住んでいた経験を生かして、生徒さんに英語だけではなく文化も教えていきたいと思っています。特に子供の生徒さんには、外国の歌やゲームをたくさん取り入れて楽しいレッスンをしていきたいです。

目を輝かせながらインタビューに答えてくれた飯塚先生、これからもすばらしいレッスンを続けて下さいね。

(インタビュアー:掛札)

編集後記

先日、リリー・フランキーさんの『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』という本を読みました。リリーさんとオカンとオトンとの関わりがどこか寂しく、しかしどこか温かく、じんとくる素敵な本でした。普段の生活では家族のことをゆっくり考えることがない私は、家族って何だろう?ちゃんと大切に思っているかな?っと改めて考える機会を持つ事ができました。そして、読み終えたあと携帯を取り出し、離れて暮らしている家族にメールを打ちました。皆、相変わらず元気とのこと・・・


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